外車を選ぶ時に重要なポイント
輸入車を専門に扱い年間1000台以上の輸入車を整備させて頂いております弊社から輸入車をお選びいただく際の失敗しないポイントをご案内させていただきます。
外車を選ぶときの重要なポイントは以下の4点です。
①高年式であること
「高年式」というのは現時点から遡って7以内のモデルであれば比較的に故障の少ないモデルが多いようです。また車検が残っている車両などであれば点検整備も定期的に行われているため不具合が少ない傾向にあります。
ただし、輸入車であってもメンテナンスさえしっかりとしていれば10年を超えるモデルであっても大きな不具合もなく乗ることができます。
注意点としては国産車も同様ですが年数が経てば補完の部品数も減ってくるため修理費用もかかり、修理期間なども要してしまいます。
②価格だけで選ばない事
これは国産車にも言えれることですが、車の仕入れルートというのは中小零細企業~大手企業に至るまでオートオークションという経路一択になるため、お店によって大きな価格差は生まれません。仕入価格ほぼ一緒であれば、上乗せされるのは利益の部分。お店の儲けといわれるものだけです。
要するに、相場というものからあまり外れないというのが車の価格となります。
そこに価格差が生まれる理由としては「修復歴車両」またはメンテナンス不全などにより不調をきたしている、いわゆるに「訳あり車」。
そのようなお車はやはり仕入れの段階で相場から外れ、かなり安く流通しております。
そのようなお車の場合、購入価格は安かったけど、修理代が購入価格を上回った!などの事例などに、私どもも良く遭遇いたしますので安かったからを理由に輸入車は選ばれないことをお勧めいたします。
③定期点検や整備、メンテナンスが行われているお車であること
法定12ヶ月点検や車検がしっかりとした整備工場で適切に行われているかどうかということです。
そして、エンジンオイルやタイヤなどの消耗品の交換などが定期的に適切に行われているかどうかということが輸入車を選ぶときには重要なポイントです。
しっかりと点検やメンテナンスを行われていたお車は大事に扱われてきた証拠です。
エンジンオイルが交換されてなかったりタイヤが摩耗されている状態であったら
これまでのメンテナンスが行き届いてなかったお車かもしれません。
新車で購入されたお車であらば、ディーラーなどの正規販売店の保証やサービスが確実に受けられる体制かどうかも確認する必要があります。
④輸入車整備に精通し、専用の故障診断機を保有している輸入車専門店で購入する事
車の販売のみの店舗で購入された場合、購入後のサポートをする工場を探さなければなりません。整備工場を併設している輸入車専門店であれば購入する車のことを熟知しているだけではなく、何かあったときにすぐ相談・対処できるといった利点があります。
そして、輸入車は国産車に比べ異常を知らせるセンサーの精度が過敏なためエンジンチェックランプが頻繁に点灯します。その際の対応なども専門の故障診断機などを兼ねそろえているお店ならば即時対応ができ、大事に至る前の対応が可能となります。
このような理由から初めての外車を選ぶ時には上記の3点に注目して選ぶことをお勧めいたします。
皆様の輸入車をお選びいただく際の参考になれば幸いです。